こんにちは、MORI CRAFTです。
NPO法人みのり 領家グリーンゲイブルズ様のデザインを担当しました。
NPO法人みのり 領家グリーンゲイブルズとは?
NPO法人みのり 領家グリーンゲイブルズ様は上尾市にある福祉作業所。思わず深呼吸したくなる自然豊かな場所にあります。目の不自由な方が通い、珈琲の焙煎をはじめとする様々なお仕事をしています。お邪魔するといつも賑やか。
「僕らは耳で焙煎をする」
このメッセージが共感を呼び、様々なメディアで注目されています。スゴイ🙌
大人気の珈琲は地元の土産物としても愛されています。打合せに伺った時も「◯◯企業さんから○個注文が入りました〜!」と活気あるやりとりが交わされていました。焙煎も見学をさせていただきました。焙煎機を囲み耳をすましながら真剣に聞き分けていて日々の様子がデータシートにしっかりまとめられていました。
珈琲が注目される反面で他のお仕事がどうしても霞みがち。
遠方から足を運ぶ方もいる、かけがえのない場所。利用者さんが望む仕事が出来るように、いろいろな仕事がある事も伝えていきたいとのこと。もちろん珈琲も。
ヒアリング
というワケデ。
- 野菜作り、マッサージ、点字手芸品などの業務もある。利用希望者に色々仕事があることを伝え、望む仕事が出来る事を伝えたい
- 珈琲以外の商品も沢山の方に知ってもらえるように
- もちろん珈琲も更に売上アップを目指したい
ヒアリングを踏まえロゴを主軸とした領家グリーンゲイブルズ様のブランディングをご提案する事に。
デザインのポイント
- どの商品を見ても「領家グリーンゲイブルズ」と分かるロゴマークを開発
→どのお仕事にもマッチするシンボルとして機能するデザインに - 様々な仕事がある
→仕事の幅をカラーバリエーションで表現 - イベント出店が多い
→遠目で見ても認識できるシンプルで強い形状
以上を踏まえロゴマークをデザインしました。
もちろん領家グリーンゲイブルズらしさも忘れずに。デザインで一番大切な構成要素です。
ロゴマークに込めた思い
コンセプト「目を閉じていても、みんなが描けるロゴマーク」
当施設はグリーンゲイブルズ(赤毛のアン/プリンスエドワード島 カナダ)にインスパイアされ創設したそう。たくさんの人が集う賑やかな場所になるように。そんな思いがあらわれるように予定より早い時間から通う利用者さんも多いとの事。
みんなの大切な場所。ロゴマークもその一環となるように利用者やスタッフのみなさんが目を閉じていても描けるシンボルを目指しました。
モチーフには、グリーンゲイブルズの象徴である「切妻屋根」と頭文字「G」を。Gは耳の形状も兼ね備えています。ハートマークは領家GGさんの法人理念「目に見えない大切なもの」。点字商品やエンボス商品にも耐久性のあるデザインに仕上げました。
ロゴマークはイベントで使用するのぼりとテーブルクロスからのお披露目となりました。
今後は商品にも入っていきます。先日ご連絡をしたら開発中の商品をチラ見させてくださいました。仕上がりが楽しみです。ワクワク。ちなみに遊び心で提案したキャラクターGGさんもご採用いただきました。
NPO法人みのり 領家グリーンゲイブルズ様の益々の発展を祈ってます。
ご依頼ありがとうございました!
その他の制作実績はWORK(制作実績)をご覧ください。