味は変えずに、選ばれ方を変える。ハーブティのブランディング事例

こんにちは、MORI CRAFTです。
今回は、ハーブティブランドの立ち上げ・改善をお手伝いした事例をご紹介します。

目次

ご相談内容

「ハーブティの売上を上げたい」
「ロゴやパッケージも整えたい」

そんなご相談からスタートしました。

商品自体は、丁寧に育てられたハーブを使ったもの。
品質にもこだわりがあり、味にも自信がありました。

見えていた課題

しかし実際には、

  • 可愛いけれど、手に取られない
  • 説明しないと魅力が伝わらない

という状況でした。

本質的な課題

整理していく中で見えてきたのは、
「選ばれる理由が設計されていない」ことでした。

作る前に整える

そこでまず行ったのは、デザインではなく「整理」です。

  • 誰に届けるのか
  • どんな時間に寄り添うのか
  • この商品ならではの価値は何か

を一つひとつ言語化していきました。

加えて価格設定や販売のタイミング、年間の販促の流れについても整理し、
無理なく続けられる形を整えていきました。

コンセプト設計

設定したコンセプトは
「やさしさ広がる 共に育む ぱらだいすハーブティー」

ブランド名は「ぱらだいす はーぶてぃ」としました。

この名前は、単なるネーミングではなく、ブランド全体の考え方を反映したものです。
代表の鈴木さんは、誰でも読めるようにという想いから、
事業所「ぱらだいすかふぇ」をひらがなで命名しています。

また、この法人が運営する事業所は、すべてひらがな表記。
その考え方を引き継ぎ、ブランド名もひらがなで設計しました。

さらに「ぱらだいす」という言葉には、
大切にしている音楽の世界観や、
誰もが安心できるあたたかな場所という意味が込められています。

ネーミング設計

今回の特徴のひとつが、商品名の設計です。

それぞれのブレンドに、
 「味」ではなく「体験」を名前にすることを意識しました。

音楽の世界観をヒントに、

♭眠れない夜に

やさしい甘さと、すっと抜ける余韻。
半音下げるフラットのように、気持ちを静めて穏やかに。
眠る前や、少し疲れた夜に寄り添う一杯です。

♪風にならないか

レモンの香りが広がる、軽やかな味わい。
軽いリズミカルな足取りで、今日もゴキゲンに。
朝や気分転換におすすめのブレンドです。

などなど。
ネーミングは、音楽の専門家や関係者の方とともに検討し、
ブランド全体の世界観と一致するよう設計しています。

デザイン(ロゴ・パッケージ)

ロゴは、やわらかな「p」が重なり合い、
ひとつの花のように広がるかたちに。

想いが重なり、つながっていくイメージを込めています。

パッケージは、大正レトロの世界観をベースに、
どこか懐かしく、やさしい空気感で統一しました。

無理なく続くための設計

今回のもう一つのポイントは、
無理なく作り、無理なく続けられる設計

  • 作業しやすい構造
  • 包装の工夫
  • 内側にメッセージを忍ばせる設計

見た目だけでなく、運用まで含めて整えています。

テストマーケティング

デザインは複数案を制作し、実際に販売しながら検証。
最も反応の良いものを選び、採用しました。

結果

  • 店頭で目に留まりやすくなり
  • 手に取られる機会が増え
  • 選ばれやすい商品へと変化しました

その結果、売上も向上しています。

まとめ

今回行ったのは、見た目を整えることではありません。
「価値を、伝わる形に整える」こと。
味は変えていません。
でも、選ばれ方は変わりました。

MORI CRAFTでは、
「幸せをデザインしよう」をモットーに
作る前の整理からご一緒しています。

Client ぱらだいすかふぇ(一般社団法人あるかでぃあ)
Branding / Design 森恵、岩井亜香音

ご依頼ありがとうございました!


その他の制作実績はWORK(制作実績)をご覧ください。

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